ブラジル人は辛いのがお好き。

「ブラジル料理を食べに来ない?」って人を誘うと、よく「辛くない?」って聞かれたりする。そんなのを聞くと日本人のブラジルに対するイメージが”エスニック”で、エスニック=辛いと言うイメージなんだと気づかされたりする。確かに北のバイーア地方では暑い地域のご多分に漏れず、辛い料理があるらしいけれど(この辛さは尋常ではないらしい)一般のブラジル料理は全く辛くないものばかりで日本人の口に合うものが多い。

でも、ブラジル人は辛いものが大好き。どうするのかと言うとピメンタ(唐辛子のこと)と言うソースを好みに合わせて食事(フェイジョアーダ(黒豆の煮込み)やボリンジ・デ・バカリャウ(鱈のコロッケ)とか、とか、何でも)にかけて食べる。(日本人が料理に合わせて七味を使うのと似たような感覚らしい。)このピメンタ、感じはタバスコみたいだけれど風味も辛さもタバスコの比ではなく美味しい。ナマの唐辛子(3センチくらいの唐辛子が使われる)をピンガ(サトウキビの焼酎)やウォッカ(料理によって合うスピリッツがあるらしい)にレモン汁、サラダ油、タマネギ、ニンニクなどと一緒に漬け込んだもので、辛ければ辛いほど良く出来たピメンタになる。市販の物も有るがたいていそれに、スピリッツやレモン汁を足してオリジナルを作り、家のは辛いと自慢し合う。漬け込んだ唐辛子を直接食べたりもして「辛ーい、けど美味しーい」なんてやっている。

このピメンタ、日本の唐辛子でもナマが手に入れば日本酒やウォッカ、ブランデーなんかでも簡単に作れるので、辛いものが好きな方は是非試してみてほしい。口に入れた瞬間はフルーティーな香りがふわーっと広がり、あとで口の中が火事になる。が病み付きになる旨さなのだ。そして友達に「タバスコなんかより全然美味しいんだよ」と自慢しよう。これで貴方もブラジリアン。

ユキーニャ



おまけ

よく海外旅行に行く時に「現地の人に日本の物をおみやげに持っていって友達になろう」て言うのがあるけれど、日本の和辛子をもって行くのも1つのアイディア。ブラジルのは洋辛子(マスタード)なので、辛くないでしょ?「ジャパニーズ・マスタード・エ・ムイント・フォルチ(日本のマスタードで凄く辛い)」なんてポルトガル語でも添えてあげれば喜ばれること間違いなし!

先日、ブラジルに行ったときに辛いものが大好きな人へのお土産に和辛子を持っていったところ、ちょっとなめてみて「辛ーい!」とぴょんぴょん跳んで喜んでいた。ただ、周りにいた人に「僕たちの分は?」と羨ましがられてしまったのだが・・・
この次はもっと沢山持っていこう。と密かに思った私でした。

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